こんにちは。アサヒリフォーム有限会社の三代目代表親方 代表取締役の吉村暁です。
なぜ私は「一級塗装技能士の自社育成」にこだわるのか?
私がアサヒリフォーム(有)に来た頃は「職人は職人歴」。「とにかく年功序列」。「技術は盗んで覚えろ」等。まだ若干、そのような時代でした。たしかに、職人としての凄みや歴史は感じます。
しかし、時代が流れるにつれて、いまは戦国時代のように職人直営店が生まれては潰れ、低価格の競合他社とのせめぎ合い。どこもかしこも、言ってる事、宣伝文句は似たり寄ったり。
でもね、正直に言えばプロは仕事を見れば、本物か偽物かどうかわかります。
しかしこのような時代背景があるからこそ、市場のお客様にはわからないことが多いと思います。我々の職人仕事という商品とは、「契約時には目に見えない商品」だからです。
では、職人仕事という見えない商品をお客様が自信を持ち、購入できる方法はなにか?
お客様が成功した。失敗した。は、完成した我が家を実際に見て、経験した後でないと、わからないではないか。。。
・・・じゃあお客様がシンプルに目で見てわかる基準を超えた「職人のプロを育成すれば良い」
決して、自分独自基準の職人仕事の自慢話レベルではなく、だれもがわかる明確な基準地での職人育成を始めました。それが一級塗装技能士というわけです。
お客様の立場に立った時を考えれば、一瞬でわかります。
「一級塗装技能士の職人」 VS 「無資格の塗装職人」
「資格内容などは詳しくはわからないが、一級塗装技能士の資格を持っている職人さんに塗装してらった方が間違いいなさそうだし、なんとなく安心できるよね。」です。
目に見えない技術力が、国が認定した技術力であれば安心していただけると思ったからです。
アサヒの塗装職人が「全員・一級塗装職人」だったとしたら、どれほど大きな安心感をお客様にお与えすることができるでしょうか?「現実的に全員が取得」は難しいです。中途採用や、新人、若い世代もいますので、受験資格の7年がクリアできませんから。
では、アサヒの中堅職人や、親方はいかがでしょう?受験資格の7年の現場経験を超えている職人は多いです。だからアサヒではほとんどの親方が、その難しいとされる一級塗装技能士を取得しております。社長ひとりでもない。社員ひとりでもない。社員の親方を名乗る職人たちの多くが一級塗装技能士を保有する事に意義があると思っております。本物のプロフェッショナルな職人たちとして全員でお客様のおもてなしができる会社でありたいと思っております。
この私のビジョンを推進していくためには、社員みんなの賛同がもちろん必要です。だって社員のみんなも努力しなくてはいけないのですから。そして私はそこに向かっていく、勇気と道をつくってあげなければいけません。社員一同の方向性を変える。全社員の目標を揃える。そこに自分自身で向かってもらう。そのような改革が、社員にとっていかに難しいことか。いかに苦痛か。いかに腹立たしいことか。。。反論が出てくることは簡単に想像できますよね。
普通の職人専門店なら、そんな辛い道を社員に提示しても、全員がついていくことはなかなか難しいことだと思います。ただ、ありがたいことにアサヒリフォーム(有)の職人社員のみんなは、「みんなが一級塗装技能士になる」というロマンとビジョンに賛成してくれました。それがいまの社風にもつながっております。本当に社員のみんなには感謝です。
次回は「一級技能士育成が社風と社員の意識を変える」をお伝えいたします。
本日も最後までお読みくださり誠に有難うございました。
いつもありがとうございます。
ものづくりマイスター 塗装職種(厚生労働省交付)
塗装科 職業訓練指導員(東京都知事交付)
1級塗装技能士(厚生労働大臣交付)
日本建築塗装職人の会 草加支部長
日本建築業者協議会 理事
埼玉県塗装業協同組合
草加支部 副支部長
技能士会 役員
青年部 役員
アサヒリフォーム有限会社 代表取締役
吉村暁(よしむらさとる)
創業昭和54年 三代目 アサヒリフォーム有限会社
埼玉県越谷・草加で地域密着の外壁屋根塗装の職人専門店
職人直営専門店 直接販売/施工/管理
職人の力で地域に元気を与えられる会社であり続けたい
いつも一生懸命。ただ、それだけです。
埼玉県越谷市南町2-10-7
048-947-3446(代)
まずは心を決める前にお電話か、メールでのご相談からどうぞ。
あなたからのご連絡、楽しみにお待ちしております。
吉村暁