外壁塗装・屋根塗装の塗装職人。「たかが一級塗装技能士たち」が社風を変える?/一級技能士編 第四章

いつもお読みくださり、ありがとうございます。
一級塗装技能士/塗装科 職業訓練指導員/ものづくりマイスター 塗装職種/等を保有する、
アサヒリフォーム有限会社の三代目代表親方 代表取締役の吉村暁です。

本日のテーマは、たかが一級塗装技能士。されど一級塗装技能士が社風を変える。です。

テーマであるように弊社の場合には、既存の一級塗装技能士たちが社員にも影響を与え続けています。
代表取締役である私。
専務取締役。
常務取締役。
職長。
各、親方。
上記、一級技能士保有の職人たちが各カリキュラムを組み、受講者に試験の練習を行います。

中堅職人や、若手の職人たちも先輩一級塗装技能士に憧れをもっています。「いつかは自分たちも一級塗装技能士になりたい。」との目標を持っております。社内では一級塗装技能士たちによる訓練や練習、指導などを行っております。試験前になると、仕事の合間や仕事が終わった後に自主的に訓練や指導を繰り広げております。それは、それは、先輩職人の地震に溢れた教え方は素晴らしいものがあります(笑)。ここぞとばかりに先輩一級技能士たちの頼もしい指導ですこと。

塗装職人の世界では「経験年数」、「作業のスピード」などによる職人同士の評価があります。
しかし、アサヒではスピードは二の次で、まず「丁寧さ」を追求するという教えがあります。
その丁寧さは、一度破綻してしまうと、スピードに重きを置いた職人に成長してしまうからです。スピードは丁寧な作業を真面目に何年も続けていると、おのずと上がっていきますので、職人育成としての観点では、さほど気にしておりません。

そのような考えを浸透させたのち、一級塗装技能士合格をまずは目標とする。ということを社内文化にする。国で定めた技術力の基準での評価になるので、明確に一定レベル以上に社内レベルも必然と引き上げることが出来るという訳です。またいくら丁寧に作業しても試験にはハードルの高い設定である「試験時間」が設けられているので、丁寧+スピード意識が訓練をしているうちに、体に染み込んでくるわけです。社内で毎年のように受講者が練習したり、合格者を輩出していると、まだ受験資格の7年以上の経験がない若手も、興味を持ちます。気づくと一緒に受験者・社内講師とともに練習しているので、職人レベルの引き上げにもなっています。

ここまで一級塗装技能士や一級技能士を自社育成している会社は、なかなかないと思います。他の会社に転職しても、資格に対しての社内講師陣の層が厚くないので、弊社ほど熱心な教育は無いと思います。それを理解していたり、感じたりしている若手職人たちの定着率の向上にもつながっております。そして1級塗装技能士試験に合格した社員たちは社外ではお客様に喜んでいただけるように一流の技術・対応で外壁塗装を行う。多種多様な現場経験を積み、そこからさらに技術・知恵・経験を積んでいく。

一級技能士に合格した者は社内で、講師側になり、今度は後輩育成するという一歩進んだ存在になりつつ、常日頃現場で行っている作業に付加価値をつけていく。シーリング技能士や、防水技能士などの各種の一級技能士を目指して日夜努力する社風となっております。そのように自他ともにプロフェッショナルな職人たちの育成ができる環境が善循環しております。

あくまで一級技能士は我々にとっては、通過点であり、社内の評価対象であり、お客様に安心していただく為です。ゴールではありません。

一級技能士に合格したからといって、すべてのどんな現場も100%でこなせる訳ではありません。そこはやっぱり10年、20年、30年と職人経験がある人の経験・知恵が必要です。弊社はおかげ様で30年、20年、10年以上の職人たちがいます。その課題点をミーティングや朝礼を通して、社員で報・連・相をしながら、熟練・中堅・若手・新人がうまく解決していきます。

その技術・知恵・経験で、どのようにお客様の家の保護と美観を最高に仕上げるのか?という職人たちの会話が、技術屋としての心を揺さぶるほど熱く、アサヒのその空間が大好きです。

私から見ても、大変心強いし、頼りになる社員たちです。いまとなっては、私どもは「まずは、一級技能士とってからだね。」という社内の風潮です。

普通の業界では、特にベテランになればなるほど受験をしない一級技能士。「そんな資格とっても現場ではなにも通用しないからよ!」が、決まり文句です。「そんなのに時間使ってる暇があんなら、現場でろ!」「俺の若い頃は、まず親方に喜ばれる仕事をしてたもんだ」なんて言われたりします。

・・・その説は本当なのか?

では、次回はその説についてお話ししましょう。

「本当に一級技能士は現場作業では通用しないのか?」をお送りいたします。

本日も最後までお読みくださり誠に有難うございました。
いつもありがとうございます。

ものづくりマイスター 塗装職種(厚生労働省交付)
塗装科 職業訓練指導員(東京都知事交付)
1級塗装技能士 建築塗装作業(厚生労働大臣交付)
日本建築塗装職人の会 草加支部長
日本建築業者協議会 理事
埼玉県塗装業協同組合
  草加支部 副支部長
  技能士会 役員
  青年部 役員
アサヒリフォーム有限会社 代表取締役
吉村暁(よしむらさとる)

創業昭和54年 三代目 アサヒリフォーム有限会社
埼玉県越谷・草加で地域密着の外壁屋根塗装の職人専門店
職人直営専門店 直接販売/施工/管理
職人の力で地域に元気を与えられる会社であり続けたい

いつも一生懸命。ただ、それだけです。

埼玉県越谷市南町2-10-7 
048-947-3446(代)
まずは心を決める前にお電話か、メールでのご相談からどうぞ。
あなたからのご連絡、楽しみにお待ちしております。

吉村暁

今すぐお電話をする